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学資保険と奨学金

学資保険をかけていても、それだけで学費すべてを賄う事は出来ません。
子どもの進路や家計の状況はいつ変わるかわからないので、奨学金や教育ローン等、他の教育資金調達方法も知っておく必要があります。

奨学金には、給付型と貸与型があります。
給付型は返済不要ですが、自治体や学内で特に成績優秀な学生しか受ける事が出来ません。
そのため、ほとんどは返済の必要がある貸与型を受給する事になります。

貸与型の代表的な存在である日本学生支援機構の奨学金は、主に第一種(無利息)と第二種(利息あり)に分かれています。
第一種の応募は、成績優秀である事と、保護者の所得が上限を超えないという条件を満たさなければなりません。
そして、給付は予算の範囲内で行われるため、審査の結果によっては受給出来ない可能性もあります。

第二種の利息は上限が3%ですが、変動するので、実際はもっと低くなります。
また、奨学金は卒業してから数か月後に返済が始まります。
一方、教育ローンは保護者が借りるもので、在学中も返済が必要になります。
金利が低いものもありますが、条件が厳しかったり、各種手数料がかかったりしますから、まずは奨学金の受給を目指したほうがよいでしょう。

奨学金は、子どもに10年以上借金を背負わせる事になります。
就職出来なかったり、病気になったりしたときには、申請すれば猶予が与えられます。
しかし、その分返済期間が延びてしまい、結婚に影響する事もあるのです。
そういったリスクを踏まえ、教育資金は出来るだけ事前に準備する事が重要です。

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