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学資保険にボーナス払いは危険?

学資保険は将来の子供の備えにと、子供が生まれるとすぐに加入する人もいまだに多く根強い人気がある保険商品です。
銀行の預貯金として蓄えてもほとんど金利のつかない超低金利の時代が長く続いている中で、銀行に預けるよりもずっと利回りの良いこと、自分でこまめに教育費の管理をする必要がなく一度加入すれば保険料さえしっかり支払い続ければよいという手軽さが人気の秘密でしょう。

学資保険選びの大原則は15年から18年間というとても長い払込期間がありますから長期的に保険料を払い続けられるかどうか、にあります。
満期まで契約継続できた場合の払戻金がとてもありがたいのですが、万が一保険料を払えなくなり、途中解約となった場合はそれまで払っていた元本を割ってしまうケースがほとんどです。
そのため、加入時に余裕があるからといって保険料の高額な商品を選んだり、ボーナス払いでの設定は途中解約のリスクが上がるということを念頭に置いておくべきでしょう。

しかしながら、ボーナス払いや年払いのメリットとしてまとめて支払う分トータルの払込額が少なく済むというメリットもあります。
仮に月額2万円とすると年払いでは24万円、まとめて払うと少なくない金額です。
安定してこの金額を十数年間払い続けられる保証がある、または払い続けられる根拠があるという場合は別として、低リスクな月払いが最も確実な道といえます。

生後間もなく学資保険に加入するとして、その後小学校や中学校と年齢が上がるにつれ習い事や塾代、教材費など教育費はどんどん膨らんでいきます。
生後数年間が最も教育費がかからない期間なのです。
教育費の膨らむ時期でも変わらず保険料の払い込みができそうかどうか、長いスパンで家計を見通し、ゆとりを持った保険商品を選択するようにしましょう。

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